ゴム印の掃除の仕方
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ゴム印掃除の必要性
ゴム印を掃除せずずっと使い続けていると印影が不鮮明になってきたと感じることはありませんか?
これは印面にインクが付着して、そのまま放置していることでほこりやゴミなどの汚れと一緒に固まってしまうからです。
とくに乾燥時間が早いインクを使用すると
・インクに粘着力があるため、ゴミが付着しやすい
・すぐにインクが乾くため、印面にゴミが溜まりやすい
ことから、掃除をせず使い続けると印影がつぶれやすくなります。
消耗品とはいえできるだけゴム印の劣化を防ぎ、長持ちさせたいですよね。
このページでは、マーキングマン製品のゴム印の正しい掃除の方法や保管方法、ゴム印を長持ちさせるポイントをお伝えします。
今使っているゴム印の印影が不鮮明、つぶれやすいなど使いにくさを感じている方は一度この掃除方法を試してみてください!
掃除方法と目安
ゴム印の掃除の仕方は色々ありますが、マーキングマンではソルベント(クリーナー)を使用してゴム印を掃除することをおすすめしています。
ソルベントは固まったインクを再活性化させる働きがあります。
主な用途は、インクを染み込ませているスタンプ台やインクパッドが乾燥で固まってしまった場合に、ソルベントを染み込ませて再度使えるようにするというものですが、ソルベントはクリーナーとしても使用することができます。
ソルベントをクリーナーとして使う手順は以下です。
1. ソルベントをティッシュペーパーやクロスなどに浸み込ませる
2. 印面をやさしく拭き取る
この2つのステップで印面についたインクやゴミを簡単に落とすことができます。
また、ソルベントを使っても落とせない隙間に入ったゴミを取り除く場合はゴム印専用のブラシなども有効です。ゴム印専用ブラシがなければ毛の柔らかい歯ブラシを使って取り除くと隙間に入った汚れを落とすことができます。
ソルベントがない場合は、水で薄めた中性洗剤をつけて印面を洗いやさしくティッシュペーパーやクロスで拭き取ってください。
※インクによっては十分に汚れがとれない場合があります。
水洗いのみだとインク汚れを取ることができないのでおすすめしません
ゴム印は1度使用すると印面に汚れが付着しますので、捺印した後はティッシュペーパーや布等で拭いて汚れをたまりにくくすると長持ちしやすくなります。
連続で印字する場合に都度拭き取ることは大変なので、捺印が終わって時間をおく際に印面を掃除すると効果的です。
交換時期
ゴム印の寿命は保存状況や環境にもよりますが、6~7年と言われています。
経年劣化によりゴム印が硬くなり、使用頻度が高いゴム印は印面が摩耗し擦り減ってきます。
また、長く使用していると少しずつゴム印が変形してきますので、
1. 捺印した文字が判読困難なほど不鮮明になっている
2. 同じ規格の他のゴム印と併用した際に印字が掠れてしまう(印面の摩耗が原因)
3. ゴム印が膨潤等により変形している
といった症状がでた場合にはゴム印を交換するようにしてください。
長持ちさせるには日々のメンテナンスが重要
ゴム印を長持ちさせる方法は、先述の通り日々のメンテナンスがとても重要になります。
印面に残ったインクを出来る限り取り除いて、使用しない場合はゴム印を直射日光の当たらない場所で保管してください。
また、ゴム印は
・油
・アルコール
・熱
・乾燥
に弱い性質をもっています。ゴム印が膨らんだりひび割れたりする原因になるのでこれらを避けましょう。
日々のメンテナンスを行うかどうかでゴム印の寿命は大きく変わりますので、手入れをしっかり行いましょう!
マーキングマンではオーダーメイド(オリジナル)ゴム印も取り扱っています
スタンプマーキングの総合ブランド「マーキングマン(markingman)」は1988年の発売以来、お客様のニーズに合わせて製品を見直し、現在およそ2,000のアイテムをラインナップ。
製造現場の過酷な使用環境に耐える堅牢な金属製スタンパーをご用意しています。
1台のスタンパーでゴム印を差し替えることができるため、1台のスタンプで様々な用途にご使用いただけます。
差し替え式ゴム印は2つの規格で全59種類のセットをラインナップ。
オーダーメイド(オリジナル)ゴム印の作成も承っています。
用途に合わせてさまざまなサイズで文字やロゴなどのゴム印が製作可能です。